私の中のこの怒りは、一体どこから来るんだろう。
それはある種偽善者的なものも持ち合わせ、今日観たイリウスで何度も叫ばれた、運命の存在も意味するのかもしれない。
多分、決して人は私と同等とは見ていない人から、助けてもらうかもしれないその可能性を示唆されたというのが、まずの原因だと思う。
そう、私は、心の中ではその人とまったく同じ境遇、もしかしたらそれよりひどいかもしれない状況なのに、それを自分をも、そして他の誰をも隠しているという事実に憤りを覚えたのかもしれない。
その怒りは、自分にしか分からない。と、思う。
そして冷静に分析した場合、本当のところはどうなんだろう。
私の行動は、必死にその仮定を崩そうとするし、私の意識もそれについていく。
でも、無になった瞬間、一体、私は、何が見えるのだろう。聴こえるのだろう。感じるのだろう。