2年前から私は臆病だった。
そしてそれは、向こうも同じだったんじゃないかと思うけど。
かなりゆったりとしたペースだったけれど、それでもお互い着実に変化していて。
たまに会うごとにその変化に気づいていたのかなぁ、お互いに。
その関係性がどの位、そしてどういう風に変わったかなんて余り覚えていないけれど、私は無理をして今のこの立ち位置にいるわけではなくて、彼もそれは同じこと。
最初に会ったときのあのひざの感触、あれは結構やばかった。
もし関係性というものにエネルギーの流れがあるのなら、それを多分、お互いに感じていたのだと思うけれど。
2年たって、ようやくここまで来た感じ。
それは自分の子供の微細な変化がわかるのと同じように、彼のその変化も手に取るように分かってきた。
そしてそれが言語レベルでの変化に繋がり、そして非言語レベルでの大きな変化にも繋がった。
なんていうんだろう、ようやくほっとできる空間を二人が創ることができ始めた。
まぁ、たまにだけど(笑)。
そしてそしてそして。
私は様々な儀式を終え、周りを観察し、呼吸を整えてから、最後の決断をした。
脈拍が速くなり、ドキドキが止まらなくなってきたけれど、それでも呼吸にフォーカスし続け、ゆっくりと歩いていった。
多分、3秒くらいしかなかったかもしれないけれど、限りなく静かなときだった。
私はそれが永遠になればいいのに、って思ってたけど。
う~ん、でもこの旅は、しばらくまだまだ続きそう(笑)。