私にとって、非日常だと言うことには変わりないけれど、
私にとって、限りなく濃かった11日間だったと言うことには変わりないけれど、
それでも私は旅人でしかなかった。
そんなこと、分かっております。
インドにれいん、連れて行けてよかった。
彼女の底力、見せつけられました。
ただの5歳じゃないってこと、その衝撃のほうが、インドのカオスよりびっくりした。
カオスそれ自体がすでに大宇宙と化しているインドは、その安定性に平和をみた感じがする。
でも、彼女のパワーは、その想定外の所に位置していたという事実認識をもってして、
私に何かを悟らせた気がする。
がんがん物を売りに来るインドの子供達のパワーもすごかったけど、
いろいろなパワーがあるのを肌で感じた日々だった。
やっぱり日本が衰退しているのは痛いほど、分かった。
特に今回、ブラジル人たちと過ごしたことも、私への強いメッセージになったなぁ。
もし私が今回、何かを悟ったとしたら、それは決してガンガーでの沐浴を観たからそうなったのではなくて、瞬間、瞬間に起こっていた SRCF から学んだことなんだろうなぁ。
あそこで五感フル回転して体験したことは、偶然かもしれないし、必然かもしれない。
でも、それを言語化したものが、最後のガンジー記念館での彼の言葉の数々かなぁ。
その一貫性は、1995年8月から続いていた私の中のあの関係性とも繋がっていた。
そしてそれこそが、自分にとっての肯定的意図だった。リフレーミングされたメッセージだった。
あれだけ強いんだから、これだけ時間かかるわけだよ、って、なぜかひどく納得(笑)。
I am not afraid to die if that is to be my fate...
インド人の、インド人としての強さの根本を見た気がした。
そして、それに惚れ続けていた私がいたことにも気づいた。
あと、生のSに触れられたことも良かった。
正直すごく好きかどうかは分からないけれど、非常に興味はあったよね。
なんだか感覚は似てる気がした。ちょびっとだけ。
で、あの頑張りは、私の中のリソースだろうな。
そして帰国後のTとの電話。
知り合ってまだ間もないけれど、これからもさらに深く繋がるだろうことはかなり明白。
ガンジーに会ってきた? には笑ったよ。
やっぱり、会話にユーモアがなきゃ、絶対だめでしょ。
頭が固いだけの知識人より、超面白い五感人の方が、絶対、言うことあってるって!
さて、ここからどうやって動くか、戦略部門とがっつりコンタクトとっていかないとね!