2009/09/11

好きか、嫌いか

生き方にはいろいろあるけれど、最終は自分がそれが好きか、どうかに尽きると思う。


今の私が惚れ込んでいるのは、元ソニーの大賀さん的生き方。

彼が一体、本当はどういう人かなんて全然知らないけれど、あの生き方は本当に格好いい。


自分が好きで好きでしょうがないものに没頭していて、それで素晴らしい実績を残す。傍から見たら、余りにもかけ離れている音楽とビジネスの世界が存在し、最終は、あれ程好きでしょうがなかった音楽家の道を一度横道に置き、ソニー創造の道へと引きづられるようにして経営に携わる。


人に乞わない生き方は、別に、独善的であると一様に片付けられることではないだろう。少なくとも、彼は人から乞われてソニーを選んだ。


そこが格好いい。



私の知っている人で、もっと多くの日本人を Harvard や Yale などの Ivy League へ送ろう、とかいうプロジェクトに参画している。そしてそのため、年間かなりの金額がかかる塾を立ち上げたり、幼少期からグローバルスタンダードに慣れさせるとか何とかで、海外のボーディングスクールへ送ろうとしたり。


その彼女、さらっといいのけた、「スイスのガレンへ送ったことで、子供は楽器もダンスも乗馬もフランス語も英語も、そしていろいろな教養を自然と身につけて帰ってきた。まさに、電子レンジでちん!」


う~~~~~~~~~ん。



子育てに電子レンジは要らない。



彼女の娘達は、今、インターに通っていて、ハイスクールが始まったので、もっぱら話題はどこの学校に進学するか、そのためには、何をしていなきゃならないか、だって。


う~~~~~~~~~ん。


私は、単に、お受験ブームが、海外の有名学校を視野に入れたレベルで広まっている気がするけど。


確かに富裕層は増えているけど、年収何千万位のレベルなんて、それほど難しいことではない。でも、そういうレベルにいる人たちは、うようよ子供の教育をレベルアップさせようと、結構必死な人が多い。



でも。。。。。



なんだか少し、本流からずれている気がするんだよね。



少なくとも、敗戦前後の加藤周一のような、本業は医者だけど、文学に没頭しすぎて結局、文筆家や評論家、はてまでは「戦後最大の知識人」とかいわれるような人だとか、大賀さんのような人たちからは、ずれてるよね。



なんていうか、さっき言ったちょっと私が「う~~~~~ん」とうなってしまっている人たちって、「美しさ」がないんだよね、生き方に。


その一言に尽きるかもしれない。


音楽はできるかもしれない、いろいろな「教養人」としての知識もあるかもしれない。英語やフランス語もできたり、乗馬やヨット、ワインに囲まれて、っていう世界だよね。話していても。


でも、そこには、私にとっての「美しさ」が欠けている。



そしてそれは、ある人が感じている、「勝間さんに文化がかけている」っていう論調とは少し違うんだけど。



なんか、


「共鳴できる美しさ」がないのかも。


「共鳴できるかっこよさ」がないのかも。



その場にいるだけで、なぜか分からないけど鳥肌がたったりとか、そういう意味の、無意識レベルでの「共鳴できる何か」が全然感じ取れないんだよね。



つまり、超、薄っぺらい。


そしてそのことを無意識的に感じ取っている私は、それがものすごく不自然で、居心地悪くて、何か背筋が寒い感じ。


そうだ、これなんだ、私の言いたかったことは!



そしてだからこそ、私はのだめにここまで恋をしているんだ。


彼女にはこの「共鳴できる美しさ」がある。だから今、彼女の演奏している姿を想像しただけで、一瞬にして鳥肌が立った。そしてこれこそ、今の私が求めているものなんだ。



かなりプロセスに没頭する生き方だよね、これって...



でも、天真爛漫だったのだめが様々なことを学んでいくように、私も大きくなっていくんだろうな。


そうだ、フィリピンから帰ってきたら、すぐに飯田橋へいってフランス語の Nodame Cantabile を買ってこよう。ぎゃぼん(笑)!

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