2009/07/30

栗田 勇 「われらは美しき廃墟をももちうるだろうか」より

直感的に、私が加藤周一に感じていることと何かつながっている気がした。

また、今、神話や物語の重要性を感じることと、この本や著者との間に何かが歩きがした。

最後に、自分の中の美意識を磨く上で、私の直感が何か叫んでいる感じを受けた。

この本は、さらにアクティベーションさせたい。



====== 8月5日 加筆

「神話的視点をとりもどせ」

ものによって、ものが変形し続けている無意味な運動に、突然停止が訪れたとき、その廃墟には、人類の文明の痕跡がひとかけらも残らないのは当然であろう。

それは、たんなる自然よりさらに醜い「何か」である。いや、何でもないというべきであろう。天を摩するビル、町を取り囲む高層建築を、廃墟の視点から眺めることは、たんなる皮肉でもペシミスムでもない。それらに意味を与える人間の神話的な視点の回復と自然の宿命へのコミットの第一歩なのである。

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