10年前の私が今の私を見たら、多分誰だか分からないと思う。
今の私が話すのが大好きな人たちは、それこそ10年前の彼女からしたら全くの別世界の人たち。
私はその人たちと、別に取り繕って話さなければならないなんて思っているのではなくて、偶然会うことがあれば、それこそ本当にあえてよかったと思いつつ、大笑いしつつ、時にシリアスな話題にも触れつつ、その異次元の世界の人たちと戯れている。
それは私とは違って、すぐに誰とでも友達になれる人たちだったり、リーダーシップがとてもある人だったり、大人の雰囲気を持つ人だったり、アーティスティックな人たちや、理論家や、大きな愛を降り注ぐ人たちだったり、何ヶ国語もぺらぺら話せる人だったり、ロマンティックな詩人やミュージシャンだったり。
あの頃の私にはとうてい理解できなかった人たちと、自然に繋がっている私がいる。
そのことが本当の意味での奇跡だったのだと思う。
うん、彼女の誕生の次のね(笑)!