2010/11/15

予期せぬ時間

久しぶりにあの感覚を味わった。そしてそれは突然訪れたのだけれど。

あの40分間の最初と最後のすべてを覚えている感じ。
二人ともすでに何度も経験しているあの準備をしてたのかなぁ。

少なくとも、私はね。

最近で一番ステートチョイスが難しかった時間だった。

そしてそれは、ある意味待ち望んでいた時間だった。

なんだかそういうことって、突然降ってわいてくるんだって思った。

その意味もメタファーもそんなことは全然関係なくて、ただ味わっていた、あの時間。あの空間。

あの緊張感を。あの静けさを。


言葉自体のコンテンツではなくて、言語のスイッチに意味があったんだと思う。

やっと気づいたその現実。

それは私たちの歴史であり、私たちの物語を象徴していると思う。

どちらからともなく、ううん、私はそれにゆだねていたのだから、ただカリブレートしていただけ。

何かの瞬間にスイッチが起き始め、それと同時に、言葉に意味があるものは、その言葉がついて出た。

3度も出た「うらぎり」という言葉。

あれって、アンカーされちゃったね。そしてそれに大きな意味を持たせたよね、私。感謝。


その前の日に渡された紙。あれは効いたね、かなり、確実に。

言われたとおりの毒牙に包まれた私は、あの幻想の世界を旅し始めたのかも。

私は意図的にあそこに座り、その偶然の流れに乗った。

そして私は静かに儀式を終了し、その祭りの終わりの余韻に浸っていた。

第一声は勇気が必要だったけれど、その後の流れは必然だったんだろうなぁ。


小さな女の子は、とうとう刀を持ったんだ!

これこそ私が求めていたもの。

一つが終わり、またもう一つのものが始まった。

これこそが、ヒーローズ・ジャーニーなんだろうなぁ。


言語の共有は、それ特有のラポールを生むと思った。それは私たちを開きつつ、それと同時に隔離してくれる世界。

そしてその言語で経験した世界にアンカーされている私は、その言語に特異の意味をも見出してしまっている。


だからあえて最初はあれで始まり、途中から変化したんだと思う。

何が反応したのかは分からないけれど。


待っているときの私は、17歳の私だった。


そして席を立ち、ドアをすり抜け、深い呼吸とともに、歩んだ。一歩、一歩。


緊張が耽美的な快楽に変わる瞬間だった。

言葉の無い世界。リズムだけの世界。

その余りにも短い時間は、永遠にも感じられたなぁ。


あの後の会話ほど意味を成さない会話を私は知らない。

そしてそのことを二人は知っていたと思う。


あの5秒の空間の、最初の1秒がたった後に感じた体を流れた電流。

通電しちゃったじゃないよ。


そしてドアを開け、新たな世界が始まったっけ。

何事も無かったかのように。

されどすべてが変わってしまったかのように。


これほど自分をさらけ出し、これほど自分を隠してるのってとても変。

死ぬほど渡りたい河なのに、その河におぼれる私が見えているよう。


それは殉教者の旅に続く道。


最初に見たのは後姿。

次の出会いは偶然だった。

そして次の世界は繋がりだった。

この先の広がりは、一体どこに繋がるんだろう。


salut, my unconscious competence.