久しぶりにあの感覚を味わった。そしてそれは突然訪れたのだけれど。
あの40分間の最初と最後のすべてを覚えている感じ。
二人ともすでに何度も経験しているあの準備をしてたのかなぁ。
少なくとも、私はね。
最近で一番ステートチョイスが難しかった時間だった。
そしてそれは、ある意味待ち望んでいた時間だった。
なんだかそういうことって、突然降ってわいてくるんだって思った。
その意味もメタファーもそんなことは全然関係なくて、ただ味わっていた、あの時間。あの空間。
あの緊張感を。あの静けさを。
言葉自体のコンテンツではなくて、言語のスイッチに意味があったんだと思う。
やっと気づいたその現実。
それは私たちの歴史であり、私たちの物語を象徴していると思う。
どちらからともなく、ううん、私はそれにゆだねていたのだから、ただカリブレートしていただけ。
何かの瞬間にスイッチが起き始め、それと同時に、言葉に意味があるものは、その言葉がついて出た。
3度も出た「うらぎり」という言葉。
あれって、アンカーされちゃったね。そしてそれに大きな意味を持たせたよね、私。感謝。
その前の日に渡された紙。あれは効いたね、かなり、確実に。
言われたとおりの毒牙に包まれた私は、あの幻想の世界を旅し始めたのかも。
私は意図的にあそこに座り、その偶然の流れに乗った。
そして私は静かに儀式を終了し、その祭りの終わりの余韻に浸っていた。
第一声は勇気が必要だったけれど、その後の流れは必然だったんだろうなぁ。
小さな女の子は、とうとう刀を持ったんだ!
これこそ私が求めていたもの。
一つが終わり、またもう一つのものが始まった。
これこそが、ヒーローズ・ジャーニーなんだろうなぁ。
言語の共有は、それ特有のラポールを生むと思った。それは私たちを開きつつ、それと同時に隔離してくれる世界。
そしてその言語で経験した世界にアンカーされている私は、その言語に特異の意味をも見出してしまっている。
だからあえて最初はあれで始まり、途中から変化したんだと思う。
何が反応したのかは分からないけれど。
待っているときの私は、17歳の私だった。
そして席を立ち、ドアをすり抜け、深い呼吸とともに、歩んだ。一歩、一歩。
緊張が耽美的な快楽に変わる瞬間だった。
言葉の無い世界。リズムだけの世界。
その余りにも短い時間は、永遠にも感じられたなぁ。
あの後の会話ほど意味を成さない会話を私は知らない。
そしてそのことを二人は知っていたと思う。
あの5秒の空間の、最初の1秒がたった後に感じた体を流れた電流。
通電しちゃったじゃないよ。
そしてドアを開け、新たな世界が始まったっけ。
何事も無かったかのように。
されどすべてが変わってしまったかのように。
これほど自分をさらけ出し、これほど自分を隠してるのってとても変。
死ぬほど渡りたい河なのに、その河におぼれる私が見えているよう。
それは殉教者の旅に続く道。
最初に見たのは後姿。
次の出会いは偶然だった。
そして次の世界は繋がりだった。
この先の広がりは、一体どこに繋がるんだろう。
salut, my unconscious competence.