2010/07/17

もしも水なら

2010年7月16日19:08

人間の体の六割を占める水。もしもSが水ならば、私は一生欲し続けるかもしれない。

それは、あって当たり前のもの。ないと必ず探すもの。

幻想にくるまれた世界には、フェアリーテールしかないのかな。まるで霞を食べて生きている仙人のように、そこには存在しない瞬間を、皆と共有するバカらしさ。

憧れが同時に憎しみに変わっていくのを感じつつも、最高の自分で魅せていく。まるで喜劇俳優かのごとく。

物事の不可逆性。一度造られたリップルは、それがただ拡がっていくだけなのに。

やがて訪れるその瞬間のために、砂漠に花を咲かせよう。どこかにあるオアシスを探しに、今日もゆっくり旅を続けよう。