2010/08/10

■ 何の専門家になることに向かっていますか?

「これからどうしたら生きていけるだろうか?」

「どうやったら少しでも稼ぎが増えるだろうか?」

「どうやって毎日を送っていったらいいだろうか?」

「今日の仕事をどう無難にやり過ごそうか?」

・・・


こういったことを自分自身に日々「質問」している人たちは、
どんな人たちだとご想像されますか?



アンソニー・ロビンズが言うのは、


「常にそこにフォーカスしていたら、それが拡大していく」



つまり、「これからどうしたら生きていけるか?」


という「質問」を自分にしている人たちは、


「これからどうにかして生きていく方法」



を色々と思いつき、その方法のプロに近づいていきます。



「今日の仕事をどう無難にやり過ごそうか?」


という「質問」を自分の中でしている人たちは、


「一日の仕事を無難にやり過ごす方法」


を色々と思いつき、その方法のプロに近づいていきます。



私達は「質問」をし続けることで、
その分野に対する「知識・情報」が増え、
その分野のプロ・専門家に近づいていきます。



つまり、重要なことは、
自分自身の「質問」がどのような「知識・情報」に向いているかによって、



「どの分野の専門家」になるのか?



ということが決まってくるのです。



言い換えるならば、


「今日の仕事をどう無難にやり過ごそうか?」
という「質問」をしている人は、


「無難にやり過ごす専門家」になっていきますし、


「相手にいかに嫌われないか?」
という「質問」をしている人は、



「相手に嫌われない専門家」になっていきます。



「どうして先延ばしをしてしまうのか?」
という「質問」をしている人は、


「先延ばしをする理由の専門家」になっていきます。


逆に、


「どうやったらこれまでより1%上乗せされた感動を届けられるか?」
という「質問」をしている人は、


「毎回1%感動を上乗せする専門家」になっていきますし、


「どうやったら現場で成果がでるのだろうか?」
という「質問」をしている人は、


「現場で成果をもたらす専門家」になっていきます。



「世界へ貢献していくためにはどんなプロジェクトが必要だろうか?」
という「質問」をしている人は、


「世界に貢献するプロジェクトの専門家」になっていきます。




■1.あなたは「何の専門家」になりたいのでしょうか?


■2.そのためには日々「どんな情報・知識」を集めていく必要があるでしょうか?


■3.どんな質問をしていたら、その知識が「1」で書いた専門家へと
あなたを導いてくれるでしょうか?



多くの方は、自分自身が「どんな質問をしているのか?」ということを
「自覚」できずわかっていません。



ですので、自分が無意識に情報を集めてしまっている、
ということにさえ気づいていないのです。



自分がどんな道を歩んでいるのか?

この道はどこに向かっているのか?

その先に待っているものは自分が欲しいものなのか?


ということさえわからぬまま、さまよってしまいるのです。



「“どうでもいいこと”の専門家」になるのではなく、
人生の中で、ビジネスの中で、「重要で主要なことの専門家」になってみてください。



世界を変えるゲームを創る、と志している人にとっては
「ゲームの専門家」というのあ重要で主要なことかもしれませんが、


売上を10億にする、と志している人にとっては、
「ゲームの専門家」に自分がなることは“どうでもいいこと”かもしれません。



ステップ1:自分のビジョンを明確にし、

ステップ2:ビジョン実現のために、重要なことは何かを絞り、

ステップ3:その専門家になるために日々努力を積み重ねる


というステップが大事になります。