2010/08/10

■ 一貫したフォーカスは一貫した改善をもたらし、卓越した結果を創りだす

自分自身がフォーカスすることで、そのことについて、一歩理解が深まる。


一歩理解が深まることで、また一歩気づきや行動へ繋がる。



アンソニー・ロビンズは言います。

“ パワーは集中されたフォーカスから生まれる ”

つまり、

フォーカス(焦点)は絞り込めば絞り込むほど、圧倒的なパワーが生まれるということです。


フラフラしてあっちに行き、こっちに行きしている人は、フォーカスが定まらないので、パワーが劇的に落ちます。


やったり、やらなかったり、始めたり、やめたりを繰り返している人は、フォーカスが定まらないので、エネルギーの浪費が非常に悪いです。


STEP1:実現したい成果・貢献を明確にし、

STEP2:そのために一貫して何にフォーカスをするのかを絞り、(どこに絞ればいいのか分からなかったらロールモデルを参考にする)

STEP3:その分野で、日々確実に成長を重ねていく、



という「基本の3ステップ」を押さえることが大事です。


その分野で、1週間で1冊本を読んだら、年間で約50冊の本を読むことができます。2日で1冊だったら、約180冊です。



ただ、焦点が絞れなければ、1年たっても、バラバラの知識が増えただけでしょう。

しかし、焦点を絞って学べば、1年たてば、1年前の自分がウソのようになります。


自分自身が得意なところ、見過ごすことが多いところ、など、ぜひこれを機会に見出してみてください。



アンソニー・ロビンズは

「なぜ人はその人が今していることをしているのか?」

という質問を何十年間もしてきました。


その中で、700冊以上の能力開発の本を読んだそうです。


これを聞くと、一般の多くの人は、「700冊の本を読んだ」という「行動」にフォーカスしてしまいます。



しかし、本日みなさまにお伝えした内容から分かるように、

ポイントは、


「アンソニー・ロビンズが700冊の本を読んで、超一流の成果を創り出しているのは、一貫して何かにフォーカスを絞っていたからだ」


という「行動」よりもさらに奥にある「フォーカスを何に絞っていたのか」へと入っていくことができます。


あなたの尊敬しているリーダーが「何を言ったのか、どんな行動をしたのか?」
というところに注目して、振り回されるのではなく、


「その人の本質」つまり、「その人がいつもどこにフォーカスを絞っているのか?」ということを常に常にマスターしてみてください。


「何に焦点を絞っているのか?」を理解してから、

「その人が何を言っているのか?何をしたのか?」という中身を身につけると・・・


びっくりするくらいの差を感じると思います。



一貫した質問をし続け、行動を起こし続けることで、

一貫した結果の改善を実現することができます。

一貫した結果の改善を実現し続けることで、

圧倒的に卓越した結果を実現することができるようになります。



自分自身の部下やチームメンバーに「一貫した結果の改善」をしてもらいたかったら、「一貫して重要なことに焦点を当てるような質問」をその人たちにしてもらう必要があります。


一貫したフォーカスを持って、学び続けることでその「フォーカスを当てている分野」の専門家になることができます。


何の本を読むかではありません。
どんなセミナーに参加したのか、ではありません。


どんな人にならったのか、ではありません。
どんな「問い」を自らがもって、どんな分野に焦点を絞って、日々学ばれているのか、これが最重要になるわけです。