■ 社会心理学 【2】単純接触効果
【繰り返し見たり、接したりするモノ(ヒト)に好意がわく】
という心理を、単純接触効果と言います。
そして、この効果は、
>> 長い時間会うよりも、
>> 会う回数を増やすほど
好感度が上がることが知られています。
つまり、会う時間の合計が同じであるならば、
◎ 分割して回数を多くする方が効果的だ
ということです。
※ インターネットのビジネスでは、
◎ ブログの更新頻度
◎ メールの送付回数
◎ 広告の露出回数
などなど、さまざまな場面で応用できそうです。
■ だからこそ、第一印象が大事
お客様が、最初に嫌悪感を感じられた場合は、
この効果は通用しなくなってしまいます。
<<長期的には>>
あなたの本質的な性格や特徴が、
あなたの文章や立ち振る舞いを通じて伝わり、
お客様に徐々に重視されるポイントとなります。
しかしながら、
<<短期的には>>
第一印象や容姿、パッと見の見た目は軽視できません。
ヒトはやっぱり、見た目で判断されることが多いです。
キライだと感じたヒトから、
何度も接触はされたくないものですよね・・・
■ お客様にどう思われたい?
あなたが、広告やチラシに
◎ ご自身の写真
◎ 社員の方の写真
◎ 商品の写真
などを掲載する場合には、
「お客様にこう思われたい!」を体現したものにするのです。
誠実そうに見えるヒトから買いたいと思うのが、心情というものです。
■ マーケティング的にも、やはり重要な意味がある
<< 【商品・サービス購入前の例 】>>
インターネットでビジネスを展開している企業のWEBサイトでは、
【「全5回ミニメールセミナー」】
などでメールアドレスの登録を促す仕組みをよく見かけます。
これも、自分のビジネスに興味を持って下さる
見込み客である方々との、
接触頻度を上げることが目的です。
<<【 購入していただいた後の例】>>
毎月、定期的に
◎ ニュースレター
◎ 会報誌
を無料で配るなどして、接点を保ち続けることは有効です。
■ あなたの会社やお店でも
あらかじめ、
お客様との複数回の接触機会を得るような
広告・販促計画を立ててみてはいかがでしょうか。
【接触回数こそ】が、
見込み客であるお客様の心の中に
あなたの会社やお店への
>> 好意と
>> 信頼
を生み出していくのです。
なお、指標としての具体的な接触回数は、
7回(から25回!)という数字もあります。
お客様に購入していただくまでに、
あなたがお客様と【信頼関係を築く】
ことが大事だと、ご理解いただけたらと思います。
7回から25回の接触を維持する中で、
お客様にとって【価値ある情報】を
【無料】でお届けしていくのです。
この、【信頼関係を築く】という強い思いを持って、
お客様と接点を持つことが大事なのです。