2013/03/21

すぐにお客様の心を捉える心理学 【2】単純接触効果 「会えば会うほど好きになる」

■ 社会心理学 【2】単純接触効果


【繰り返し見たり、接したりするモノ(ヒト)に好意がわく】

という心理を、単純接触効果と言います。


そして、この効果は、

>> 長い時間会うよりも、
>> 会う回数を増やすほど

好感度が上がることが知られています。


つまり、会う時間の合計が同じであるならば、

◎ 分割して回数を多くする方が効果的だ

ということです。


※ インターネットのビジネスでは、

◎ ブログの更新頻度
◎ メールの送付回数
◎ 広告の露出回数

などなど、さまざまな場面で応用できそうです。


■ だからこそ、第一印象が大事


お客様が、最初に嫌悪感を感じられた場合は、

この効果は通用しなくなってしまいます。


<<長期的には>>

あなたの本質的な性格や特徴が、

あなたの文章や立ち振る舞いを通じて伝わり、

お客様に徐々に重視されるポイントとなります。


しかしながら、

<<短期的には>>

第一印象や容姿、パッと見の見た目は軽視できません。

ヒトはやっぱり、見た目で判断されることが多いです。

キライだと感じたヒトから、

何度も接触はされたくないものですよね
・・・


■ お客様にどう思われたい?


あなたが、広告やチラシに

◎ ご自身の写真
◎ 社員の方の写真
◎ 商品の写真

などを掲載する場合には、

「お客様にこう思われたい!」を体現したものにするのです。


誠実そうに見えるヒトから買いたいと思うのが、心情というものです。


■ マーケティング的にも、やはり重要な意味がある


<< 【商品・サービス購入前の例 】>>

インターネットでビジネスを展開している企業のWEBサイトでは、

【「全5回ミニメールセミナー」】

などでメールアドレスの登録を促す仕組みをよく見かけます。


これも、自分のビジネスに興味を持って下さる

見込み客である方々との、

接触頻度を上げることが目的です。


<<【 購入していただいた後の例】>>

毎月、定期的に

◎ ニュースレター
◎ 会報誌

を無料で配るなどして、接点を保ち続けることは有効です。


■ あなたの会社やお店でも


あらかじめ、

お客様との複数回の接触機会を得るような

広告・販促計画を立ててみてはいかがでしょうか。


接触回数こそ】が、


見込み客であるお客様の心の中に
あなたの会社やお店への

>> 好意
>> 信頼

を生み出していくのです。

なお、指標としての具体的な接触回数は、

7回(から25回!)という数字もあります。


お客様に購入していただくまでに、

あなたがお客様と【信頼関係を築く

ことが大事だと、ご理解いただけたらと思います。


7回から25回の接触を維持する中で、

お客様にとって【価値ある情報】を

無料】でお届けしていくのです。


この、【信頼関係を築く】という強い思いを持って、

お客様と接点を持つことが大事なのです。