2010/06/10

国際派プロフェッショナルのための基本

基礎体力:
 環境の変化に適応する力。どんな所で何を食べても何とか生きていける、力が何にも先んじて重要な資質となる。とにかく強靭な体力とサバイバル力、疲れを知らない気力が必要。


基本的な姿勢:
 第一に、プラス志向であり、まず行動ありきというアクション指向である。何とかできる、どうやったらできるか、そのためには自分は何をするか、誰をどう巻き込むかを常に考える。つまり、「仕方がない」ではなく、「何とかなる」から「何とかする」へ転換のできる人である。

 第二に、バランス感覚である。一見対立するような要件をトレードオフ(二者択一)だと考えず、両方とも満足、実現しようとする姿勢である。ゼロサムではなく、プラスサムと言い換えることができる。

例えばプロフェッショナルは、自分の生き方への自信を持つと共に、常にそれが最良とは思わず、謙虚であり続け、それから来る向上心を持っている。

どんな分野でも一流になるには「周囲の方が優秀に見える、だから自分がやってもダメ」ではなく、「この世に自分は一人しかいない、何か勝負できるもの、意味があるはず。それで勝負」と考える。この姿勢は、同時に「すべての人にはそれぞれの意味や価値がある」という考え方に結びつくため、多様性への共感と理解につながる。

同様に、ぶれることのない自分の原則(principle)を持つと同時に、それを守るためにはときとして朝令暮改も辞さない姿勢が必要である。基礎となる自分の信念、信条は揺れ動かず、それは変わらないが、状況が変化する中で、特定の現象などに関する意見や見解は変わってもかまわない。プリンシプルが大事なのであって、方策は目標への手段なのだから、変わるのは当然であろう。

プロフェッショナルは地道に努力するし、簡単にはあきらめない。常にもっと良いことが待っている、よりよい世界が開けるし、それを切り開くのは自分だという意識が高い。同時に「できることしかできない。ベストを尽くしてもできないことがある」ことを認識しており、「割り切り」のコツもわきまえているのだ。