2010/04/16

朝4時起きの税理士 見田村さんの300号のメルマガより

それから、今回のメルマガは第300号となりました。

いつもお読み頂き、本当にありがとうございます。


このメルマガを創刊したのが2006年6月です。

読者さんも66,500人に増えました。


ふり返ってみると、継続することの大切さをしみじみと感じます。


よく「継続するコツ」について聞かれるので、

今日はこれについて、私の考え方を書いてみたいと思います。 



数年前、ある成功者の方にこんなことを教えてもらいました。


『成功するために必要なことは「知る、分かる、できる、習慣にする」

ということだ』


たしかに、私の早起きを考えても全く努力はしていません。

完全に習慣化されています。


夜10時に寝て、朝4時に起きるだけです。

夜12時に寝て、朝6時に起きている人と睡眠時間は変わりません。


しかし、これを2時間前倒しにするだけで、

○ 世間から努力を評価される

→ 実際には、早起きは習慣になっているので努力をしていませんが。


○ 仕事の効率が圧倒的に上がる

→ 朝6時~9時までの社内で1人になる時間は貴重です。

→ メルマガもこの時間に書いています。


そもそも、私が早起きを始めたきっかけは、こんな理由からでした。

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アメリカの成功者には早起きの人が多いらしい。


明日、成功者になることはできないが、

明日から成功者の生活の一部(早起き)を真似することならできる。


では、明日から4時に起きることを始めてみよう。
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こう思い、まだ寒い冬に早起きを始めたのでした。

正直、最初の1週間はものすごく辛かったです(笑)。


ただ、1週間が過ぎると、体も慣れて楽になってきました。

冷たいけれど、朝の澄んだ空気も心地よいものでした。


始発電車の窓から見える家々には、ほとんど明かりもありません。

ポツリポツリと付いている程度です。

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世間の人が寝ている時間から自分は仕事に向かっている。 

こんな自分が成功できないはずが無い。
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こんな風に思いながら、電車の外の風景を眺めていました。

この言葉を思い浮かべた瞬間は何百回にもなります。

そして、「自分が成功できないはずが無い」と強く心に刻んできました。


そんな生活の中で仕事の効率も上がり、メルマガを継続したこともあり、

多くの方からお問合せを頂くようになりました。


だから、 

「継続した結果のなりたい自分をどれだけ強くイメージできるのか」

ということが【ものすごく大切】と感じています。


なりたい自分にどれだけのこだわりを持てるのか?

そのこだわりの深さによって、

ビジネスであれ、スポーツであれ、結果が変わってくるのです。


折りしも、昨日、プロ棋士の羽生善治さんが出演されている

NHK「プロフェッショナル」という番組のDVDを見ました。


その中で「才能とは、努力を継続できる力」とおっしゃっていました。


確かに、継続することは1つの才能かもしれません。

メルマガ1つを取り上げても、多くの人が挫折していきます。


ただ、継続できる人とできない人には、そんなに大きな違いは無いのです。


たとえば、ある税理士さんは「書くネタがない」と言って、

メルマガを廃刊しました。


しかし、私は何年も書き続けています。

その方は知識的には私と変わらない実力の持ち主ですが、

「書くネタがない」と思っています。


私に言わせれば、ネタはいつも目の前にあります。


この違いも私は「こだわり」だと思います。

その深さによって、メルマガを継続できるかどうかが変わってくるのです。


ちなみに、私のこだわりは

○ メルマガを通じて、中小企業の役に立つ

→ 当社のお客様になるかどうかは全くの別問題です。

→ このこだわりがあるから、有料レベルの情報を無料で配信しています。

→ 色々な方からご評価頂くこともモチベーションが上がります。


○ 結果として、会社の売上を上げる。

→ 「お金は後から付いてくる」ということの大切さを感じます。


ということです。


継続するコツを聞かれることがよくありますが、

そんなものはありません。


敢えてあるとすれば、

「継続した結果のなりたい自分、

達成したい目標にどれだけのこだわりがもてるのか」

ということです。


継続できない人は「そこまではなりたいと思っていない」

ということなのです。



私の好きな言葉にソフトボールの上野由岐子さんのこんな名言があります。





「努力は人を裏切らない」





努力をすることも大変かもしれません。

継続することも大変かもしれません。

それも1つの才能かもしれません。



ただ、なりたい自分、成し遂げたい人生の目標があるならば、

それは努力を継続するしか方法がないのです。


その自分、目標に対して深いこだわりを持てさえすれば、

どんなに大変なことも継続できるのです。

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(株)日本中央会計事務所・日本中央税理士法人
代表取締役・代表社員・税理士 見田村元宣
所在:東京都港区西新橋1-16-5コニシビル4階 
電話:03-3539-3047
お問合せ: http://www.77setsuzei.com/form/consul/index.html
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私は2003年の6月のある3日間、園先生のフォトリーディングを受けた。そしてその最終日の日曜日に、彼と一緒に駅まで帰り、その後の勉強会などの話をした。

そのときの彼は、立ち上げた会社の話をしていて、とても爽やかな印象をもった。

何かのきっかけで彼のメルマガを購読し始め、そのスタイルも途中で何度か変わり、今の形になっている。

そして今回もらった彼のメルマガを読むたび、時間の有限性を感じる。

そう、一生は一度しかない。

もしこの間のバンクーバーで金メダルをとったキム選手が、仮にフィギュアスケートから完全に撤退したとしても、彼女はまだ19歳なのだ。

今の私の年になるまで、仮に同じことをあの金メダルのレベルまでにもってこようとしても、まだ17年間もある。

それこそが集中力の力なんじゃないのかな。

イチローは学生のとき、あるテストで死ぬ程頑張っても一番を取れなかったらしい。そしてそのときに、自分の努力を自分だからこそ一番になれるものに集中しようと思ったらしい。

さすがイチロー。

その肝は、自分の強みを知ること。そして足りないところを補う術を知っていること。好きなことをすること。そして行動。そして継続。

それしかないのかも知れない。

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