2010/06/30

Samurai Blue のメタファー

生まれて初めて最初から最後までテレビだけどスポーツ観戦をした。

決勝リーグの日本VSパラグアイ。

結局PKで負けてしまった日本だけど、私はこれを観ながら、無意識的にあるリフレーミングをしていることに途中から気づき始めた。

それは、ミッション系の中高に行っていた関係か、もしくはM の思想とも関係あるのかもしれないけれど、私の中では自虐史観が大きく渦巻いていることと関係している。

私は日の丸を見ても起立しないし、君が代も歌わない。

ノースダコタでたかだかバスケの試合なのに、その前に必ず歌う Stars & Stripes の時の敬礼とか、本当にびっくりしたけど、みんなのその自然な態度に、それが私と彼らとを隔てているものだと知った。

その私の発想が、またまたもう一つの、私を小さな殻に閉じ込めているものだと気づいたのだ。

世界に飛び立つ日本人が少ないのは、もしかしたらそのせいかもしれない、と思った。


私がM から得た素敵な影響は、それこそ星の数ほどあるけれど、それは同時に、彼との関わりの中でリフレームしなくてはならないものの多さも関係する。

今日、J ちゃんに会ったのも、きっと何か意味がある。

彼女は私の「昔の」人嫌いを知っていたし、その「私」がここまで自然に変わったことに驚いていた。

うーん。多分、私、殻から出ちゃったんだと思う。卵から雛が生まれてくるように、私、この世の中に出てきちゃったんだと思う。

だから、自分の意思で、生まれて初めてのことを今日、やっちゃったんだと思う。

今、よく話すSとの関係のことも含めて、こうやって長期間にわたって私の友達でいる人たちと、こうやって間隔はあくけれども定期的に会うってことは、やっぱりお互いの何かがお互いの中をめぐっているんだと思う。

カルメンのときは、orange people だった。

そして今日は、samurai blue だった。

段々、私の色に近づいている感じ。