生まれて初めて最初から最後までテレビだけどスポーツ観戦をした。
決勝リーグの日本VSパラグアイ。
結局PKで負けてしまった日本だけど、私はこれを観ながら、無意識的にあるリフレーミングをしていることに途中から気づき始めた。
それは、ミッション系の中高に行っていた関係か、もしくはM の思想とも関係あるのかもしれないけれど、私の中では自虐史観が大きく渦巻いていることと関係している。
私は日の丸を見ても起立しないし、君が代も歌わない。
ノースダコタでたかだかバスケの試合なのに、その前に必ず歌う Stars & Stripes の時の敬礼とか、本当にびっくりしたけど、みんなのその自然な態度に、それが私と彼らとを隔てているものだと知った。
その私の発想が、またまたもう一つの、私を小さな殻に閉じ込めているものだと気づいたのだ。
世界に飛び立つ日本人が少ないのは、もしかしたらそのせいかもしれない、と思った。
私がM から得た素敵な影響は、それこそ星の数ほどあるけれど、それは同時に、彼との関わりの中でリフレームしなくてはならないものの多さも関係する。
今日、J ちゃんに会ったのも、きっと何か意味がある。
彼女は私の「昔の」人嫌いを知っていたし、その「私」がここまで自然に変わったことに驚いていた。
うーん。多分、私、殻から出ちゃったんだと思う。卵から雛が生まれてくるように、私、この世の中に出てきちゃったんだと思う。
だから、自分の意思で、生まれて初めてのことを今日、やっちゃったんだと思う。
今、よく話すSとの関係のことも含めて、こうやって長期間にわたって私の友達でいる人たちと、こうやって間隔はあくけれども定期的に会うってことは、やっぱりお互いの何かがお互いの中をめぐっているんだと思う。
カルメンのときは、orange people だった。
そして今日は、samurai blue だった。
段々、私の色に近づいている感じ。