1:わたしたちは何を選択するかを決めることができる。
2:そして、自分が選択したものによって、自分が創られる
ある分野について勉強をすれば、
その分野について詳しくなることができます。
それを積み重ね続けていくことで、
その分野の専門家になっていくことができます。
しかし、勉強をするためには、
勉強をするための時間を確保しなければなりません。
「勉強したい」と思っているだけでは、
勉強をすることはできないのです。
「勉強をするための時間を確保するという選択」をして初めて、
勉強へと繋げることができるのです。
アンソニー・ロビンズは言います。
「どんなアイデアも行動が伴わなければ、
単なる幻想にしかすぎない。
あらゆる知識は体系的な行動を伴ったときに力となる」
朝早く起きるという選択をし、
朝しっかりと勉強するという選択をすることで、
「その分野について詳しくなった自分」をつくることになるのです。
3:重要な5つの選択「未来」「態度/行動」「言葉」「思考/信念」「情報」
この「選択をする力」は意識すればするほど、
どんな環境、どんな状況であっても、
自分で自分の選択を決めることができます。
しかし、この「選択する力」をしっかりと養っていかないと、
環境や出来事が自分を支配してしまい、
自分の主体性を失ってしまうのです。
ここで、人生にコントロールする力を取り戻させ、
自分の未来を自由にデザインするための4つの選択をお伝えします。
1:「未来」
もっとも大事なことは、「未来は選択できる」ということです。
「1年後がどうなるのか?」それは予知することは難しいです。
しかし、ここで言っている「未来」とは、
「今、一歩を踏み出す方向にあるもの」のことです。
わたしたちは、24時間の行動をしています。
それは世界中の人に共通しているのですが、
人生の質は人によって様々です。
ポイントは、その行動が「どこに向かって行われているのか?
ということに差があるわけです。
つまり、「どんな未来に向かって、今一歩を踏み出しますか?」
という「未来」の選択が非常に大切なのです。
自分がその未来のことを考えると、力があふれてくる、
ワクワクしてくる、使命感を感じる、そんな未来は何でしょうか?
2:「態度/行動」
次に大切なことは「どんな状況だったとしても、
嘆くのも喜ぶのも選択だ」ということです。
どんな状況だったとしても、
「どんな態度をとるのか」ということは選択できるのです。
人は環境に左右される生き物ではないのです。
自分が「今どんな態度をとるか?」を選択することができるのです。
人と接するときに、優しい態度をとるのか、
自分中心の態度をとるのか、
締切間近の仕事に対して、焦る態度をとるのか、
腰を落ち着けて取り組む態度をとるのか、
etc...
どんな態度をとることを選択しますか?
3:「言葉」
「言霊(コトダマ)」という言葉があります。
「言葉に出す」というのは「それを現実だと認める」ということです。
しかし、ここでとても大切なのは、どんな言葉を口から出すのか、
それは100%自分で選択できる、ということなのです。
部下の意見に対して、「頭使ったのか?」
という言葉を使うことも選択ですし、
「お客様の視点に立って考えてみたのか?」
という言葉を使うことも選択です。
物事がうまくいかなかったときに、
「ダメだったー」という言葉を使うことも選択ですし、
「なるほど、そういうこともあるよね」
という言葉を使うことも選択です。
どんな言葉を使うことが「正しいのか」という話ではありません。
なぜなら、「禁句」を創ってしまうことで、
自分を苦しめている人たちもたくさんいます。
物事の本質は、「禁句」があるわけではありません。
「自分の口から出す言葉は選択できる」ということを大切にする、ということです。
そして、その自分自身の「言葉」を「恐れ/不安」から出てくる声なのか、
それとも、「新しい未来を実現している自分」から出てくる声なのか、
それによって大きく未来は異なるのです。
4:「思考/信念」
これはとても大切なことです。
ひとは「自分が何を考えるのか」ということを選択できる、
ということです。
頭の中を選択できるのです。
問題が起こったときに、「これはもうダメだ」と
“ダメなところ”を考えることも選択ですし、
「これが解決したらどんな姿になっているだろう」と
“解決された後の姿」を考えることも選択できます。
何か行動をするときに、「もし上手くいかなかったら」と考えることも選択ですし、
「これでどれだけの人が喜ぶか」と考えることも選択です。
そうした「考え」を何度も何度も繰り返していると、
本当にそうなっているような気がしてきます。
つまり、考えが「クセ」になり、
「思い込み」になってしまったのです。
人は自分が何を信じるかも選択することができます。
しっかりと落ち着いて、自分は何を信じることが大事なのか、
何を信じることが、より望む未来を創ることに繋がるのか、
それをしっかりと選択することができるのです。
「未来:どこに向かっていくのか」を選択し、
「態度/行動:どんな態度で向かっていくのか」を選択し、
「言葉:どんな言葉をそのプロセスで語っていくのか」を選択し、
「思考/信念:何を信じてそのプロセスを歩むのか」
を選択することができるのです。
4:I NOW CHOOSE TO... 私が今選択するのは・・・
人生は常に、自分自身が「今、何を選択するのか?」
の積み重ねでしかないのです。
アンソニー・ロビンズのセミナーに行くと、
自分が未来にむかって行う選択を、
力強く宣言する、というセッションがあります。
「I now choose to... (私が今、選択するのは、、、)」
というフレーズのあとに、
さまざまな選択を声にだしていきます。
選択の中のひとつに、
どんな「言葉」を口に出すことを選択するのか、
ということがありました。
ぜひ、自分自身のあたらしい未来を自分で選択してみてください。
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【私が今、選択するのは、、、、】
Q1:どんな未来を選択しますか?1年後、3年後、10年後、、、
Q2:何が起きても、どんな状況になっても、
どんな「態度」でいることを選択しますか?
Q3:どんな「言葉」を口から出すことを選択しますか?
Q4:何を「考える/信じる」ことを選択しますか?
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本当の選択をしたとき、これから未来の人生は、
決して過去と同じにはならないのです。
「 PAST(過去)≠ FUTURE(未来)」
新しい選択は、新しい未来を創りだすのです。
日本が新しい未来に向かって、
新しい選択を積み重ねた時、
そのきっかけとなった出来事は、
「日本を進化させたきっかけ」として永遠に大切にされるのです。
人生の原則は、「選択=自分」「選択=未来」だということです。
あなたは本日、何を選択することを決めますか?