お金をただ貸すだけの関係なら、そのお金はほぼ二度と戻ってこないと思っているほうが賢明。
もちろん、きちんと返す人もいる。そして、私が貸した今回は、まだ返せている時期なのかもしれない。
でも、それは時限爆弾のようなもの。
だから私は、今後一生、そして今までも、何があっても、普通の状態と関係しかない仲の人には、お金を貸すことは一生ありません。ピリオド。
その理由。
それは、ただ単純にその人が足りないと思っているお金を貸したところで、その人が根本的に抱えている問題までは解決しないから。
足りなくなったのには、決定的な理由があるから。
私だって私なりの努力と共に積み上げてきたお金を、そう簡単にどぶに捨てることはできない。
お金に対しての内的地図はかなり強い。
例えば、そんなに買い物ばっかりしてて、なんで貯金が底を突きそうなのに何もしてないのっていう思いは、そう簡単には伝わらない。
そしてお金がなくて困ったことが過去に何度もあるのに、どうしてそこから学ばないんだろうとも思う。
そんなあなたは何者でしょう。
で、結構笑っちゃうのは、そういう人でちょっとトレンドに詳しい人は、キヨサキの金持ち父さん系は、「あっ、それ読んだことあるよ」っていうさらっとした流し方をされます。
まぁ、いいけど、苦しむのは自分だから。
だって、今の世の中、人を振り回す原因の上位1位か2位が、「マネー」じゃないっすか?
トレーダーって、楽に儲けているって思うのかも知れないけれど、この世界、9割近くは loser ですから。
きれいごとって何でしょう?
友情があるから、愛情があるから、お金を貸すべきだというのは、私の道理には一粒も入っていません。
お金を借りるぐらいなら、私にどうすればその状況から抜け出せるかを真摯に聞くべきです。
もっともっと、素直な気持ちになって。
私は、銀行や投資家と違って、「お金を貸す」ことで「お金を儲ける」ことはしていません。
そして私の周りのあなた達は、私の心を折る現実である児童売春や人権を完全に無視された世界の人ではありません。
彼女や彼らには、選択肢がほぼ皆無です。チェンジワークなんて、存在しません。毎日生きることしか、ありません。
だって、役にたたなくなった時点で、ゴミ箱に捨てられてしまう人たちなので。本当に、ただ「ゴミ」として。
そう、もしかしたら、「ヒト」だなんて、思われていないでしょう。
そういう人たちと接しているから、そういう人たちと一緒に生きている人たちと接しているから、私は、「お金を貸してくれ」というそれなりのバックグランドを持った日本のような国に生活している人を見ると、一粒の涙を流すこともなく、常にその申し出を断ることにしているのです。
それは私が、お金を貸せないからではなく、お金を貸すべきではないからです。
お金を貸すのは時限爆弾のようなものです。
そしてそれに一番、気づいて欲しい人が、そのことに一番、疎いのが現実です。
今、気づきました。
これだけの論理と、それを思っているときに、自分の中でこれだけセンターと繋がっているという感覚があるのなら、私がお金を貸せないと言うときの罪悪感は、もはやもう持つことはないでしょう。
ようやくそれを、手放す時期が来ました。
そしてそれと同時に、トレードで勝つということに対する、セルフサボタージュもなくなるのだと感じました。
そう、トレードの世界は、とても面白い。
だって自分のすべてがさらけ出せられるから。マーケットに、場に、私に、あなたに。
ねぇねぇ、もうそろそろ目を覚ましたほうがいいんじゃない?
早くしないと、私は飛び立っちゃうよ。
もしかしたら、タイミングがいい出会いは、友情とは異なるということを教えてくれているのかな、このことは。 maybe. maybe not...
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