2009/09/29

100:10:3:1 の不動産購入法

100の物件を検討し、そのうちの10に買い付け申し込みをし、3人の売り手がそれでいいといったら、そのうち1つを買うということだ。


不動産についてどうやってそんなに勉強したのかと聞かれると、「数え切れないほどの投資チャンスを検討することによってです」と答える。検討するだけでなく、不動産を買うために何百回となく買付申込をしてきた。相手から「とんでもない」と笑い飛ばされることもよくあった。


ここで重要なのは、1つ不動産を見るたび、また、1つ買付申込をするたび、不動産市場や人間性についての私たちの知識と経験が増えたことだ。


お金がないときはどうするかと聞かれたとき、同様に、「買い物に行きなさい」と答えた。買い物に行って、質問して、品定めすることで勉強できる。投資について学んだことは本には書いてません。本では他の人にみつけられない投資先をみつけられるように頭を訓練することはできません。外に出て、買い物に行かなければダメなんです。



投資の教訓:

1. たくさんの不動産を見る

2. 物件探しに時間をかける。よい物件は1つではない。

3. 買うことしか考えずに売買市場だけを分析するのではなく、賃貸市場も分析する。

4. 二人以上の不動産セールスマンと話をする。

5. マンション投資は居住している所有者を中心とした理事会があり、こういった人たちと投資家とは必ずしも意見が一致するとは限らない。そのため、例えば維持管理費といったものに必要以上のお金をかけられ、投資家にとっては支出のコントロールができなくなり、将来不動産を売るときの価格に影響する。

6. 利益は売るときではなく、買うときに生まれる。

7. 感情にまかせて投資しない。海を見て買わない。財務諸表を見て買う。

8. 不動産の価値を上げるために、何か手を加えられることがある。

9. 失敗を授業料にする。


もしあなたが、人生のパートナーと決めた人と一緒に、週に5件、10件、20件、あるいは25件の不動産を見ると決めたら、たとえお金がなくても、二人の視力は必ず上がる。そして100の物件を検討したら、いつかきっと、1つか2つは胸を躍らせてくれるものが見つかる。そう実感したり、金持ちになることを考えて胸を躍らせていると、頭が新しいコンテクストに切り替わり、新しいコンテンツ、つまり、「どうやって金持ちになるための資金を集めるか」という疑問に答えてくれるコンテンツを探し始める。

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