2009/08/15

「シナリオ・プランニングの技法」より

【 語り聞かせることの偉力 】

まじめな情報というものは表やグラフ、数値または少なくともまっとうな学問的文章の形をとらなくてはならないと広く信じられている。しかし、未来に関する重要な問題は、通常のビジネスや科学の言葉で表すには複雑すぎたり、うまく言い表せない性質のものであるというのが常である。


【 シナリオは未来の神話である 】

神話は特別な種類の物語である。『アメリカの神話、アメリカの現実』の著者ジェイムズ・ロバートソンは、私がこれまでに見た中で最も素晴らしい定義をしてくれている。


神話とは、ある特定の社会の人々がそうあるべきであると考える「ものごとのあり方」であり、社会の人々が世界とそのふるまいを理解しようとする際に参考するモデルである。神話とは、パターン-行動の、信仰の、そして認知の-であり、誰もが等しく持っているものである。神話は、故意に、または意識的に架空の物語を作ったものとは限らない。


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この本は、途中、エリザベス・キューブラーやメアリー・ベイトソンの名前が出てきたことからも、近い将来、精読することになりそうな本だ。神田さんが紹介していた物語関連の本を今まで読んだけど、これからちょっと、具体的な行動が起きてきそうな予感大!


自分はほぼ門外漢だけど、私の無意識は、神田さんのコピーライティングの座談会参加者用の課題をこなせといっている。そして、非常識な質問も自分から搾り出せと。


何か意味がありそう...

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