2009/08/31

無意識下でのトレード学習

今、何で最近、私のトレードのパフォーマンスががかなりいいのかが分かった。

それは、私の学習方法、ひいては、フィードバック方法が変わったからだと思った。

もちろん、トレードの最中のプロセスにフォーカスする、というのは、まだまだ頭では分かっているけれど、それを徹底できていない自分がいる。

そしてそのブレは、パフォーマンスのブレを意味している。


しかし!


催眠のワークショップをとることで、確実にステートマネジメントが向上してきた。

やっぱり、私の無意識は分かってるよね、私が一番、自分にあった方法で、自分に一番必要なスキルを学ぶコツを。


またまた自分を褒めてあげたくなりました。


そして今の私がしていることは、意識上では3本のMAをチェックしていたり、自然と手が動いてトレンドラインを引いているのを見てはいるけれど。


実際の私の実力は、そういった意識上での準備ではなくて、エントリーの絶妙なタイミングを見極めている自分や、ポジションクローズした後でも周辺視野を交えてチャートを見ている自分が証明している。


つまり、私の無意識は、「ダイナミックに」、今その瞬間、動いているそのチャートを見て、聞いて、体験することで、自動的に自分の下した選択肢のアウトプット(是非もしくはプラスアルファの部分)を基にフィードバックしているのだ。


そしてその過程で新たに私の内的地図は広がり、多くの学習をし、それを糧に次のポジションに向け、無意識的に準備している。


また今気づいたけれど、やはりこのプロセスにおいては、内的対話はなく、とても静かである。


エントリー後にチャートを見ているのは、この無意識的なフィードバックの学習ループのためだ。


そうなると、もはやトレードノートは必要ないと思えてくる。


つまり、本当にこの無意識の学習ループに身をゆだねられれば、あえてチャートを見ている瞬間にダウンタイムに自分をおとしめる必要などない。


まして、すべての動きが終わったチャートを見ながら、そのかなりdowntimy なノートを横目に、自分の「とるべき!」行動を頭で考える必要なんてない。


なぜなら、自分がとる行為は、アップタイムで無意識がわかっているのだから。


同時に、もし私がその瞬間、瞬間での獲得金額や獲得pips数に気をとられているなら、この「無意識的なフィードバックの学習ループ」はほぼ働いていない。

そしてこれこそが問題なのである。


だから、ちょっと前から気づいてはいたけれど、これこそがマーケットはランダムウォークではないことの実存的証明になるのだと思う。


つまり、Van が Peak Performance 101 の excercise にあったような "static" なチャートを見せて、その後の動きを Up Trend もしくは Down Trend と予測させて、それと同時に自分の Confidence rate を付け加える、という課題の意味はまったくない。


なぜなら、静的には同じようなチャートに見えても、動的にはその動きは異なっているからかもしれない。また、動的にチャートの時間軸を無意識的に動かすことで、より大きな時間軸の静的チャートを見るだけでは得られない情報が出てくるのである。


こういったレベルの情報取得作業を横に置き、ただ、マーケットで勝つためには機械的なシストレの方が優れていると結論づけるのは、はなはだ論外である。


そしてそういうことがはっきりと分かってきた自分に、惚れ惚れするのである。

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